男の人は女に比べ圧倒的に車好きの方が多い。
眺めるのも運転するのも。
デザインもかわいいではなくカッコイイのがほとんどだし
運転してハイウエイをカーッと飛ばしていく。
実にすかっとして爽快で男心をくすぐるであろう。
よくわかる。
しかし・・・
しかし・・・!!
どうしても理解に苦しむのがポルシェ等のスポーツ系の車から発する
あの大きな大きなエンジン音がいいというところだ。
バオーン!!ブオーン!!
エンジンをかけた後にアクセルを踏み込み エンジン音をきき 今日の調子を伺う。
まるで彼女のご機嫌を伺うように・・・。
そしてドライブしながら大きなエンジン音にうっとりとする。
まるで自分の歌声に酔いしれるかのように・・・。
一体全体あのエンジン音の何がいいんだろう???
少し古めのポルシェなんかはエンジンの音で音楽も聞こえやしない。
大好きなF氏の曲もかき消されてしまう
この手の車は
”音楽なんか聞くんでなくて エンジン音を聞いて楽しむ”
・・・・なそうだ。
ふう~ん・・・。
やっぱりよくわからないな~。
とずっと思っていた。
・・・しかし。
最近の車、ハイブリットカーなどは実に静かになった。
クラシックを流せば PP (ピアニシモ) の小さな音までよく聞こえるほど静かだ。
あのポルシェでさえ静かになりつつある。
・・・・音楽は聞こえるがなにか物足らなく感じる・・・。
”緑~の中を走りぬ~けてく真っ赤なポルシェ”(山口百恵さんの歌)
のポルシェはやっぱりエンジン音無しじゃきまらない。
・・・あらら?
私もエンジン音好きの人になりつつあるのだろうか・・・。
・・・まさか。
確実に時代は静音に向かっている。
騒々しい音を出す車も残っていって欲しいなぁと思う今日このごろ。